今回は事前に用意しておくべきだったものや、オペ前に準備しておくべきだったことに関する情報です。
個人的には入院中については1週間寝たきり状態になること、退院後は前腕部尿道形成を行った左手が術後しばらくは使えない、使いにくいことによって生じる困難さや不便さがありました。「事前に用意しておけば良かった…」となってしまったことが多々あったため、何か参考になれば良いなぁと思っています。
アテンドさんや付添人がいたり、病院のスタッフに頼めば大丈夫なことも多いですが(笑)
買っておけば良かったもの
寒さ対策ブランケット
部屋の温度調整が微妙すぎて寒いときは極寒でした(+_+)度々空調の温度変更をしたり、タオルを追加してもらったりしましたが、自分でブランケット持ってくれば良かった~と思いました。
水不要でケアできるもの(口腔ケア、洗顔、洗髪)
毎食後歯磨きしたいし、歯間ブラシも一日一回は使いたい派な私にとっては、歯みがきが毎朝の清拭のときだけというのが苦痛でした(+_+)
ヘルパーをやっているため「介護用品の中に口腔ケアグッズいろいろあったじゃん…」と思い出しながらベッドの上で過ごしていました。
ウェットティッシュタイプの口腔ケアシートさえあればもう少し快適だっただろうなぁと思いました。
口腔ケアだけではなく、洗顔も同様で朝の清拭のときに顔を拭くぐらいしかできませんでした。保湿グッズはすべてベッドから離れた場所に置いていたため、十分な洗顔と保湿ができませんでした。
ベッドの上で、「そういえばめっちゃズボラな後輩が洗顔マスク使ってたわ…」と思い出していました(笑)
洗顔シートや拭き取り化粧水、洗顔兼用の顔パックのようなものを持っていけば少しはマシだっただろうなぁ~と思います。
私は入院中に一回もシャンプーがなかったので、頭皮の不快度がすさまじかったです(・。・;これまた水なしでシャンプーできる代物があるので、退院後の生活のことも考えると、あれば良かったなぁ~と思うものでした。
ウェットティッシュ
ご飯食べるときにこぼしたりしますし、ベッド上安静のような手を自由に洗えない中では、ウェットティッシュがあると便利ですね。
おしり拭きシート
入院中は清拭があるため、身体の保清に関しては問題ないです。
ただ、退院後は自分で工夫しないといけないため、シャワーできそうな部位はシャワー、シャワーが難しい部位はおしり拭きシート的なものがあると良いのかなと思います。
ゆるめのズボン
術後はノーパン+ゆるめのズボンで生活するのが良いなぁと思いました。私は通院やちゃんとした外出以外はノーパン+タオルで過ごしていました(^_^;)
多分ですが、下のようなタイパンツ系が一番過ごしやすい気がします。
次はオペ前にタイで買おうと思っていたのですが、術後の片手しか使えない状態で紐を結ぶのは無理ですね…(笑)ゴムタイプのズボンを買おうと思います。
前開きのシャツorゆるいシャツ
上に着るシャツは前開きのシャツ、もしくはゆるめ、オーバーサイズのTシャツを用意しておくと良いと思いました。私は何枚かは前開き、何枚かは頭からかぶるゆるめのシャツを持っていきました。着るときは患部の側から、脱ぐときは健康な側から着替えれば概ね大丈夫だと思います(脱健着患)。全く着ることができない、というわけではないですが、片腕が動かしにくい、あまり動かさないほうが良いとなると、タイトめな普通のTシャツは避けたほうが無難ですね。
前開きのシャツに関しては、左腕(患部側)がうまく動かせない中で片手でボタンやファスナーの開閉をするという想定をしておくことも必要ですかね(゜.゜)
かかとがないサンダル
退院日に靴下と靴を履く動作にめちゃくちゃ手こずり、人に手伝ってもらわないと履けませんでした。。
私は靴を脱いだり履いたりするときに毎回靴紐を結ぶのですが、片手しか使えない状態だと靴紐を結ぶ行為はほぼできなかったですね。
一応かかとのないサンダルを持って行っていたため、退院後はずっとサンダルで生活していましたが、退院日に靴を履こうとするのは無茶だということもあらかじめ考えておくべきでしたね(T_T)
T字帯、使い捨てパンツ
術後陰部が痛すぎてノーパン生活をしていましたが、一切履かずに生活するのもなぁ…ズボンも汚れるし…と思っていました。
そんな中で丁度良いと思われる商品はT字帯でした。調整もしやすいし、使い捨てなので次はボクサーパンツを持って行かずにこれを用意しておこうと思いました(^^)
のど飴、のどスプレー
個人差はあると思いますが私は病室の空調のせいでやたら喉が乾燥しました。
日本にいても、たまに喉が乾燥しすぎてひどく咳き込むことがあるのですが、入院中もたびたびその現象が起きていました。咳をすると患部に強い痛みを感じるため、のど飴やのどを潤すスプレーを持っておくべきでした。
はさみ
尿道形成を行った左手はしばらく力が入らなかったため、右手だけでいろいろな作業をせざるを得なかったのですが、袋を開けられなくて困ったことがしばしばありました。
なお、はさみは預け入れ荷物にしないと没収されるため要注意です。
通訳者、Dr、詰所への手土産
日本だったら医療従事者に手土産を渡すことはしませんが、タイだと渡しても良かったなぁ、と後から思いました。看護師さんからポッキーもらったこともあったので(-。-)y-゜゜゜
複数充電延長コード(置き型)
今回は充電していたものはスマホだけでったので必要なかったのですが、PCなど他のデバイスを使うときには必須かもですね。
多分、スタッフに言ったら貸してもらえると思いますが(笑)
シカケアやシリコンシート
こちらは術後しばらく経ってからになると思いますが、傷口を綺麗に回復させるうえでは必要だったのかなと思います。ケロイド状になりやすい人の場合は特に必要なのかなぁという感じです。
Stage2では臀部の皮膚を使用するのですが、皮膚を取った部分の傷跡は割と目立ちます。普段見えない部位ですが、人に見られた場合には「どうしたん!?」って聞かれるぐらいには目立つと思います(^_^;)やっぱり買っておけば良かったなぁと思いつつ、値段も高いしまあええかと思って放置しちゃっていましたが。。
Stage3のあとは腕の部分にシカケアを使うと良いっぽいので、手術の後でも良いとは思いますが購入しておこうかなと思います(^^)
オペ前に準備しておくべきこと
ペインフリーを依頼しておく?
今回の手術ではペインフリーを使いませんでした。というのも私は初ヤンヒーでいろいろ分からず、てっきりペインフリーは勝手に組み込まれているんかと思っていました(笑)
ペインフリーが必要かどうか聞かれないし、料金もオペ代とは別なのに反映されてないなぁとは思っていたのですが…(・・;)
自分から言わないと行けなかったんやなぁ〜と後から気づいたので次はちゃんとオペ前にペインフリー使いたいという意思表示をしようと思いますヽ(^o^)丿
私の場合はStage2もペインフリー入れといたほうが良かったです、だいぶ痛かったので。。
必要なものはベッド周辺に全て置いておく
ベッドで過ごす間に必要なものはすべて、床頭台やサイドテーブルに置いておくべきでした。
無駄に重たい書籍や筆記用具、スマホ関連機器のみ床頭台に置いていましたが、「まあ大丈夫だろう」と思って湿布やPCなどは別の置き場に置いていました。
遠いところにあると自分でもどこに置いたのか分からず、取ってほしいということを伝えにくかったです。。
術後めっちゃ後悔しました(笑)
荷物は予めパッキングしておく
入院前に大量のお土産を購入したり、入院日に服を洗濯したりと無駄なことをしすぎたせいで退院日のパッキングに苦労しました。
術後はあまり力を入れられないため、荷物を詰めたり、ぎゅうぎゅうに詰め込んだスーツケースを閉じることが難しかったです(・。・;
多分お土産を大量購入してはいけないし、荷物を無駄に広げないほうがいいですし、術後~退院までの間に必要なもの以外は全部パッキングして良いです。。
インターネット環境を整える
ヤンヒー病院では無料のWiFiが通っているのですが、入院患者のみの承認制などではないためか、接続状態や速度がイマイチでした。
私はタイのAISという会社のプリペイドSimを持っていますが、事前にちゃんとトップアップしていませんでした。トップアップさえしておけば、AIS Super WiFi(街の至る所にある有料のWiFiスポットが使えるようになる)の契約ができたのに…と後悔しました。AIS Super WiFiの費用はさほど高くないですし、比較的安定しています(*^^)v
短髪にしておく
私はめっちゃ髪の毛が長いので、入院期間が長くて、洗髪ができないと不潔感が日に日に増していきました(T_T)また、術後も髪の毛が長いと洗いにくくて不便でした(T_T)
次の手術のときは、手術前にいつも髪の毛を切ってもらっているタイの美容室で短髪にしてもらいます。。
事前に用意・準備しておくべきことに関する情報は個人差があると思いますので、どこまで役に立つか分かりませんが、ご参考にしていただければ幸いです( ̄д ̄)
私は個人的に次のStage3の前にもう一度このリストを読み直してオペに備えようと思います(`・ω・´)