タロのブログ

陰茎形成を中心に、トランス男性としてのいろいろな経験に関するブログです

準備編➄~予約取得~

問い合わせたものの、予約は年明けにまた連絡してねと言われてしまった後、実際に予約取得するまでの記事になります。2023年1月上旬に再度コーディネーターナース(以下、CNS)に予約を取りたい旨を連絡して、費用と予約の確定、質問、支払い時期の交渉などをしたことと、病院の予約以外の航空券、ホテルの予約、海外旅行保険の申請についての話です。

 

 

値上げ

CNSから値上げに関する情報をもらいました。

前腕部尿道形成=75,000 THB→ 85,000 THB

膣閉鎖・尿道延長= 151,000 THB→181,000 THB

覚悟はしていましたが、そこそこの値上げされていました(笑)1THB=4円で計算すると、合計で16万円程度の値上げという感じですね、、

まあ仕方ない、と思っていましたが、その後、更に追い打ちをかけるような連絡がきました。

CNS「スキット先生は子宮摘出術を他院でしており、そのテクニックはスキット先生のものとは異なるため、膣閉鎖と尿道延長について懸念を少し抱いています。そのため、膣閉鎖と尿道延長の費用は201,000 THBに変更します。」

ヤンヒー病院では子宮卵巣摘出手術を開腹と腹腔鏡で手術した場合の費用がそれぞれ異なるのですが、私の場合は腹腔鏡で受けたときの費用が適用される感じになりました。

更に8万円程度かかる感じになりました。前の問い合わせのときに言ってくれたらもう少し覚悟を持てたのに…(・´з`・)と少し思いましたが、まあ支払えないわけじゃないし手術受けられるならええかぁと思って気にしないことにしました(笑)

 

診察・入院日、手術日の確定

3月22日以降にヤンヒー病院に行けることを伝えたところ、3月23日までは予約が埋まっているので、26日に入院して27日か28日に手術すると返事を貰いました。

最後のメールから4日経過した1月14日にCNSより予約確認のメールが届きました。

そこには、26日診察+入院、27日手術という日程と、コロナ関連の情報(ワクチン接種証明書を持ってくること、院内マスク着用、手術前の検査など)、支払い方法なども記載されていました。また、日付を変更する場合にはなるべく早めに連絡するようにという注意書きもされていました。

また、1月19日には、精神科医の診察の調整が完了したとのことで、再度予約表が送られてきました。当日はパスポートとワクチン接種証明書を持参したうえで、インターナショナルカウンターに来てくるようにと具体的な指示もありました。

3月26日の朝8時から精神科医の診察×2名、その後にスキット先生の診察して、入院するというスケジュールでした。朝8時にヤンヒー病院に行くってだいぶ朝型やな…と思いました(笑)

 

質問

割としょうもない質問をいくつかしましたので、ご参考までに(笑)

・タイの滞在期間とビザ

→だいたい1カ月滞在することが推奨されているとのことでした。私はタイに前入りするので、術後は最大でも25日間しか滞在できないことを伝えたところ、25日間あれば大丈夫だと思いますという返事を貰いました。

→念のためビザについて聞いておこうと思い、推奨されるビザについて聞きました。タイには観光ビザ(TR)と観光TR-MTビザ(治療)があり、後者のビザの場合は診断書が必要になるため、事前取得について確認したのですが、事前の診断書は書けないということでした。

・支払いについて

→日本円は使えるものの、状態が悪い紙幣だと機械がお金を受け付けない場合がありますとのこと。クレジットカード決済の場合の手数料がかかるかどうかは使用するクレジットカード会社に依存するとのことでした。

・日本語通訳スタッフについて

→病院には日本語スタッフがおり、スキット先生や精神科医の診察中に日本語を話せるスタッフが付き添うとのことでした。

・日本の医師からの紹介状や診断書、血液検査データなどの持参

→私は性同一性障害の診断をした医師、ホルモンを管理している医師、かかりつけ医はそれぞれ別だったため、誰のどんな書類が必要かを尋ねました。

事前のアポ取りのやり取りでこれまでガモンで使っていた診断書や紹介状をメールで添付していたため、性同一性障害の診断やホルモンに関する書類は不要、かかりつけ医からの紹介状があれば、それを持ってくるようにとのことでした。

紹介状をわざわざお金をかけて取得する必要がないのは楽ですね(`・ω・´)

・手術後の診断書について

傷病手当金の診断書の記載を依頼したかったため、手術とその後の療養のため、就労が不可能であることを示す診断書を書けるかどうか問い合わせました。返答としては、退院前に診断書お渡ししますとのことでした。病院のフォーマットの診断書を書いてもらうことと、傷病手当金の診断書を書いてもらうこととでは、いろいろと違いがあるので、これはまた別の記事で書きます、、

 

支払い時期の交渉

私は現金で支払う予定にしていました。入院日の数日前にバンコクに行くため、大金をずっと持っておくのも嫌だなぁと思い、3月6日に入院前に支払いだけ先に可能かどうかという質問をしました。

診察を受けたいのかデポジットをしたいだけなのか聞かれたため、診察不要で先にデポジットだけさせてほしいことを伝えたところ、入院4日前である3月22日にデポジットだけしに行くということで了承が得られました。

言ってみたらいろいろと何とかなるもんやな、と思っていたのですが、支払いのタイミングについては当日いろいろありました(笑)

 

ここまでがタイに行くまでの間の病院とのやり取りです。以下は、日程が確定してから、病院以外の予約等に関する話です。

 

航空券の予約

本当はJALタイ国際航空などのLCCではないフライトを予約したかったのですが当時はまだ高かったので諦めて、LCCであるPeachのフライトを選びました。

普通にPeachのアプリかサイトから直接予約しました。バリューピーチという預け入れ荷物1個まで可、日付変更可のプランにしました。

万が一長期化しても差額のみ支払えばフライト変更できるのはありがたいですね(^。^)

 

ホテルの予約

Booking.comで予約しました。Booking.comはプランによりますが、一定の期間まではキャンセル無料を選べるので、先払いせずに入院までと退院後の宿として、ヤンヒー病院付近のP Park Residenceという宿を一旦は確保しました。

 

海外旅行保険の申請

クレジットカードに海外旅行保険がついている場合もありますが、私のクレジットカードは微妙なのでいつも海外旅行に行くときは別途保険を申請しています。

私はいつも損保ジャパンの新・海外旅行保険offというのを使っています。すべてネットで手続きでき、契約書もPDFで入手できるため、割と直前でも間に合います。特別個々の会社をおすすめするわけではないですが(笑)

 

タイに行くまでの手続きややり取りはこれにて完結です。