タロのブログ

陰茎形成を中心に、トランス男性としてのいろいろな経験に関するブログです

準備編➂〜病院へコンタクト&病院選定〜

今回は病院へ直接連絡を取り、具体的に病院を決めるプロセスについての記事になります。

 

 


日本orタイ?

そもそも日本で受けるかどうかという問題がありますが、私は最初からヤンヒー病院かガモン病院の二択みたいになっていました。

日本の医療機関を選ばなかった理由としては、これまで日本の医療機関で手術を受けてこなかったことや、これまでの経過がいわゆるガイドラインに沿った正規ルートではないことがあります。もちろん、正規ルートでなければ受け付けてもらえないわけではないのですが、予約の取り方なども勝手が分からないこともあり、少し面倒かなぁと思っていました。

術後に何かあったとしてもタイと比較したら受診しやすいことや、日本語で情報を得られたり、スタッフとのコミュニケーションが日本語でできることは日本で受けることの大きなメリットだと思います。

一応、岡大やナグモなどの陰茎形成術について術式なども調べましたが、最初からほぼタイ一択でした。タイが好きというのもタイを選択した理由です(笑)

 

ガモンに問い合わせ

2022年8月下旬にガモン病院のスタッフさんに問い合わせました。手術の回数、手術料金(ホームページには掲載されていません)や術式、術前術後の注意事項や処置などを聞きました。

問い合わせの際はガモン病院の連絡フォームから日本語もしくは英語で内容を書くと、スタッフさんから日本語で返事がきます。私はこれまでもタイ旅行中のホルモンのことやオペ前の脱毛のことで問い合わせをしたことがあったので、普通に日本語でメールをしました。

問い合わせから数日後にスタッフさんから返事がきました。

スタッフさんには前腕部を用いた陰茎形成を検討していることを伝えたところ、「前腕部の陰茎形成術だったらヤンヒー病院も検討したほうがいいかも」と言われました。スタッフさんがそういうのであれば、ちゃんと比較検討したほうが良いのかもと思いました。

あと、ガモンとヤンヒーどちらも対応しているアテンド会社に聞いてみても良いかもというアドバイスももらいました。結果的に自分で直接病院に問い合わせちゃいましたが(・。・;

「タロ君の希望が叶う日が来ることを願っています。」という一言もいただき、相変わらず優しいスタッフさんやなぁと思いました。

 

ヤンヒーに問い合わせ

2022年6月頃に、一度ヤンヒー病院に問い合わせをしました。確か、問い合わせフォームではなく、HP見ていると右下に表示されるチャットから英語で聞いた気がします。何を問い合わせたのかあまり覚えていないのですが、雑な質問をしちゃったように思います。そのため、その時はホームページ見てねという返事だけ来ました。まだ手術日とかを決めていなかったこともあるので、そのメールは一旦放置していました。

 

ヤンヒー病院で手術を受けるということに気持ちがだいぶ固まってきたところで、8月下旬に再度予約フォームの方からコンタクトしました。そこでは、個人情報、緊急連絡先、自分がしたい手術や手術希望日、質問などを記載する必要がありました。

しばらくして病院のコーディネーターナースから返事が来ました。最初のやり取りでは、主にこれまでの経過の確認とヤンヒー病院で受けられるかどうかの確認がまず行われました。

 

これまでの手術や尿道延長や膣閉鎖の実施の有無について聞かれたため、ガモンの手術証明書とともに手術をいつどこで受けたのかを回答しました。
「ガモンで手術を受けないんですか?」と聞かれ、「スキット先生に手術してほしいと思っています。これまでが他院だと難しいですかね(・・;)」ともしかしたら受けられないのかなと不安を感じつつ答えました。
問診票をスキット先生に確認してもらったうえで判断してもらうとのことで、問診票を記載して返送しました。問診票はヤンヒー病院仕様のワードファイルであり、予約フォームのときに書いたような内容に加えて、服薬情報やアレルギー、既往歴、生活習慣(酒、たばこ)などの項目がありました。
その後、スキット先生に確認できたという報告と、手術の費用、入院期間、推奨する滞在期間、リスクと合併症、手術後、指示に関する情報、手術に関する詳しい資料(PDFファイル)が送られてきました。
だいたい1週間ぐらいでここまでのやり取りを行いました。「何でガモンで受けへんの」という圧を感じていたので、とりあえず受けられそうだということで一安心しました(笑)

 

送られてきたPDFに書かれている内容を理解するために翻訳をしたりしていたので、最後に連絡をもらってから1か月後の9月下旬に予約を取るための返事をしました。
手術に関する指示の中で、酒とたばこは永遠に辞めてくださいと厳しめに書かれていたので、「酒とたばこは辞めます」という宣言を送りつつ、具体的な予約の取り方や日本でしておくべき術前検査などを尋ねました。
術前検査はスキット先生の診察後に検査項目が決定するものであり、検査はヤンヒーで行うため、日本での事前検査は特にいらないとのことでした(もしかしたら持病の有無によって変わることがあるかもしれません)。
ヤンヒー病院にいつ頃来れるのか質問されたため、3月末に手術を希望しており、 2023年3月21日にタイのバンコクに行く予定であることをお伝えしました。事前検査の日が確定するかと思いきや、「スキット先生に確認したところ、来年の予定はまだ決まっていないので、オペ予約は年が明けてから再度連絡してください。あと絶対にたばこは吸わないでくださいね。あと来年から値上げする可能性があるのでまた分かれば教えますね。」とのことでした(笑)

 

とまあこんな感じで、数日やり取りしました。結局予約は取れずじまいで年明けに再度連絡することになりましたが、手術に関する詳細な資料をもらうことを主な目的としており、その目的は果たせたので良かったです。

ちなみに日本語スタッフもいるので日本語でのやり取りも対応はしているかもしれませんが、私の場合はずっと英語でやり取りを行いました。

 

次は日本で準備していたことについて取り扱います。