タロのブログ

陰茎形成を中心に、トランス男性としてのいろいろな経験に関するブログです

入院まで➁~2023年3月22日(水)、23日(木) 術前診察~

2023年3月22日(水)

渡タイ翌日である3月22日には支払いに行くことをCNSには伝え、了承を得ていました。朝8時からということだったので、早起きしてヤンヒー病院へ歩いていきました。遠くから見ても病院がめっちゃでかいのが分かりました。

インターナショナルカウンターへ行き、日本語スタッフさんと初対面したものの、明日診察と支払いができるのでまた明日来てください、とのことでした。診察は後日で支払いだけ先を希望していたのですが、診察+支払いを明日行うという流れになりました。

オペ日が勝手に早まったりしないかだけは不安でしたが、まあそういうこともあるよねぇ~と思って一旦帰りました(笑)

 

2023年3月23日(木)

昨日と同様、早い時間に起きて準備して、歩いてヤンヒー病院へ行きました。

9時前には病院に到着し、インターナショナルカウンターで日本語スタッフさんとと合流して初診時の登録手続きを行いました。パスポートやワクチン接種証明書の提示したり、書類の記入を行いました。書類は少しうろ覚えですが、カルテ登録同意書、連絡先などの個人情報を記入する書類、個人情報の取り扱いなどに関する同意書へのサインなどだったと思います。

初診登録の後は日本語スタッフさんに連れられて10階の精神科外来へ行きました。

身長、体重、血圧を測ったり、アレルギー情報を口頭でやり取りしました。

その後は生活の質に関する質問票や精神科の問診票を書きました。書類はすべて日本語訳されており、記述部分も日本語で回答できたので楽でした(^.^)

ただ、精神科の問診票がめちゃめちゃ枚数が多かったので、時間がかかりました(・・;)私は日本で性同一性障害の診断を受けたときにはこんな感じの書類に記入することはなかったので新鮮でした。

私が問診票を書いた後は日本語スタッフさんがタイ語に翻訳していたのだろうと思います。その後、日本語スタッフさんに同席・通訳してもらいながら、一人目の精神科医の先生の診察を受けました。問診票で答えた内容に沿っていろいろ確認されました。少し面白かったのは、子どもを持てないけど問題ないかという話をされたことですね(笑)「内摘してるからすでにできないけどなぁ…」と思いつつ答えました(・。・)

特に意味はないですが、精神科のトイレ出たところから撮った写真です(笑)

 

一人目の精神科医の診察を終えた後、10:30頃に4階へ移動しました。

4階にはPlastic Surgery Center(形成外科センター)フロアがありその中にSex Change Centerもありました。とにかく、めちゃくちゃ広いフロアでした。

外科医の先生一覧↓

無料で飲める冷たい水↓

しばらく待って11:00頃に簡易な問診を日本語スタッフさんからされ、その後は診察室前に呼ばれて待機しました。

スキット先生の診察を受け、既往歴を聞かれたり、腕を確認してペンで線を書かれたり、腕と顔と紙カルテの写真を撮られたり、内摘の傷跡を確認されたりしました。

腕が細いから鍛えることと、内摘の傷は最終的にはもっと大きい傷跡になるということを言われました。内摘はガモンにて腕の良い先生(今はガモンにいません)に手術してもらったので開腹手術で3-4cmぐらいの傷跡で済んでいたのですが、ゆくゆくはがっつり切られるんかぁ~と思うと少し残念です…(◞‸◟)

 

スキット先生の診察を終えて11:30頃に手術費用の支払い(デポジット)をしました。支払う場所は同じく4階のフロアにありました。

費用は286,000Bahtでした。汚い、折れた札は不可なので、1枚1枚手作業で会計のスタッフさんが確認しました。もし受け付けてくれるお金が足りなかったらどうしようと思っていましたが、数枚はねられただけで無事に支払えました(^.^)

個人的な感覚ですが、多分市内のレートのほうが良いような気がする…とは思いました(笑)まあ大金を市内で換金して持ってくるほうがリスク高いので仕方ないですけどねぇ。。

デポジット領収証と予約票を受け取り、それらを26日に再度持ってくるように言われました。

 

デポジットを終え、12:00頃に再度10階へ上がって2人目の精神科医の診察を受けました。2人目は割とすぐに終わりました。でも子どもの話は再度聞かれました(笑)

 

12:30頃にすべての過程を終え、1階へ戻りました。

4階で支払った手術費用とは別に、1階では精神科医の診察分の支払いを行いました。

費用は7,250Bahtでした。こちらは一旦払うものの、退院時に払い戻される費用とのことでした。

 

1階での支払いを終えて、術前診察の過程はすべて完了しました(`・ω・´)

実を言うと、めちゃくちゃ不安を感じた出来事がありました。診察室前でスキット先生の診察を待っている間に以前メールで予約などのやり取りしていたCNSから突然「病院のシステムから来院していることを確認しました。タバコと酒は辞めてますよね?去年から辞めてますか?」と再確認のメールが届いたんですよね。めちゃくちゃ不安を感じましたが、前に送った問診票の通りタバコは去年から辞めていることを返事しました。もしや手術受けられないのでは、ということがよぎりました(; ・`д・´)

術前の診察や検査の結果、手術を受けられない場合もなきにしもあらずですので、結果的には特に問題なく診察をクリアできたので一安心です。

 

一安心した後はヤンヒー病院のすぐ隣にある市場で昼ごはんを食べました。タイティーと謎の美味しい麺を選びました。

 

 

大金を抱えている状態からもようやく解放されたので、入院までの間はタイをエンジョイする時間を過ごせました(^.^)